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昨日2次ラウンド最初の試合が行われたWBCワールド・ベースボール・クラシックは台湾チームのエース王建民投手をどう打ち崩すかが課題でしたがやはり打ち崩すことが出来ず逆に2点のビハインドになってしまいました。
しかしWBCのルールで先発ピッチャーの玉数が80球に制限されている為、好投していた王建民投手も交代しなければなりませんでした。
そこから少しずつ流れが日本に傾き始め同点に追いついたのですが直後の台湾の攻撃で1点勝ち越され万事急須かに思われましたが、ここで1点に抑えたことがこの後軌跡を呼ぶ事になるとはこの時は想像もできませんでした。
9回2死1塁の場面で出塁した鳥谷選手が2塁に盗塁を決めたのです。
もし盗塁がアウトになればその時点で試合終了でしたがよくぞ決めてくれたものです。
この盗塁で1打同点ですが2アウトに変わりはなく追いつめられた状態はありましたが、この土壇場で37歳ベテランの井端選手が同点打を放ちその裏の台湾の攻撃を抑えて延長戦に突入したのです。
そして10回の表に台湾のピッチャーもプレッシャーからかノーアウト1、2塁のピンチを迎えバントで送って1アウト2、3塁のチャンスが訪れ中田選手の大きな外野フライで初めての勝ち越しを決めたのです。
そして1点リードで台湾の攻撃を迎えたのですがピッチャーの杉内投手が1アウトの後に連打を浴び1,2塁とまたもピンチを迎えてしまったのですが併殺打に打ち取り辛くも逃げっ切った侍ジャパンの全員野球をハラハラしながら応援したのです。
明日の10日の日曜日にはオランダ戦がひかえていますがすんなり勝ってアメリカに乗り込んでもらいたいものです。